自転車産業振興協会

Japan Bike Show
試験方法概要
フレームは、以下のエネルギー吸収試験を行ったとき、車軸間距離の永久変形量が40 mm(幼児車用フレームは20 mm)以下で、フレーム各部に著しい破損を生じてはならない。
なお、エネルギーを吸収させるときの力の最大値は880 N以上とする。
質量1 kg以下の軽量ローラを前ホークに取り付け、下図のようにフレームを鉛直に保ち、後車軸で固定台に固定する。前車軸部の軽量ローラに後車軸方向に力を加えて40 J(幼児車用は11 J)のエネルギーを吸収させた後に、試験前後の車軸間距離(ホイールベース)を測定し、永久変形量を求める。また、この間に加えた力の最大値を記録する。
電動アシスト自転車用のフレームで駆動部のハウジングなどがフレームの一部を兼ね強度メンバーとなっている場合には、それらを付けた状態で試験を行う。
対応規格
JIS D 9301:2013 一般用自転車 JA.7.1.2 b)エネルギー吸収試験
対応車種
一般用自転車(シティ車、スポーティ車、MTB類形車、子供車、小径車、実用車)、幼児用自転車
備考
2019年のJIS改正で試験方法削除
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