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ローラー台上における前後輪分担荷重測定
現在競輪レースで使用されているトラックレーサーのフレームスケルトンが、選手の体力向上おび自転車の品質向上と軽量化と相まって、よりスピードアップを図るため昔に比べてかなり変化して、一段と前傾姿勢をとった競技形態になってきている。しかし、このことが競輪レースにおいて問題となっている落車事故につながるので…
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前後加振によるミニサイクルフレーム振動試験方法の研究
前年度は、前後車軸非同期加振フレーム振動試験機の簡易化を行い、振幅設定、検出部、制御部等の改良により、試験方法の合理化を図ってきた。 今年度は、ミニサイクルフレームを対象に前後振幅、荷重分散、振動数、加速度等の因子を組み合わせて試験を行い、試験条件と破損部位の関係を求めたので、その概…
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前ホークの実験モード解析と伝達関数
自転車を対象にして固有振動数など周波数領域での動特性を調査する目的で、測定・解析装置(FETアナライザー、PC9801、ハンマリングセット)とPC9801用実験モーダルソフトにより振動測定解析技術の一つである実験モード解析をこころみたので、その概要について報告する。…
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新製品紹介「外国製特殊ハンドルの紹介」
TECNOTUBO社(イタリア)製3tブルホーン形ハンドル(牛の角ハンドル)の簡単な品質調査を行ったので、その概要を紹介する。このハンドルの握り部分はアルミニウムパイプで、角(つの)形に上方へ曲げ加工し、引上げ棒で本体の翼部(強化プラスチック)両端に固定されている。アルミニウム製ハンドルステムと一体…
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「技研ニュース100号」編集を顧みて
今回、本ニュース第100号を発刊することとなった。創刊より16年、編集担当者も三代目、四代目となっており、その一員として、長い間微力ではあるが技研広報活動の一端を果たし得たことを喜ぶものである。資料提供で支援を仰いだ所員一同、内外有識者の方々に、まずもってお礼申し上げる次第である。今回の第100号ま…
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高齢者の自転車常用条件に関する調査研究
高齢者が車社会と共存して手軽に自転車を利用できるようにするためには、現状を十分に把握し、問題点を提起し、かつ、高齢者に関する様々の研究を進めていくことが必要である。そこで今年度(昭和61年度)は、研究の一環として高齢者の自転車使用状況などに関するアンケート調査を行うとともに、年代層の異なる被験者を対…
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市販車輪の強度試験
自転車用車輪を構成する部品については、種々の強度基準が現在JISに定められているが、車輪として組立てたものの強度は、一般車自転車JISD9301-1980の8、強度の項に、横方向負荷時の永久ひずみと、スポーク張力に関する規定があるのみで、静的、同的を問わず強度基準とよべるものはほとんどない現状である…
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金型設計システムの開発(その1)
昭和60年度にコンピューターシステムが更新されたのを機に、新しいコンピューターシステムのCADソフト(ICAD/SDS3)を使用して金型設計システムのの開発を進めていくことになった。そこで昨年度はICAD/SDS3を使用して金型設計の一部を試行したが、基本機能だけでは不足し、金型設計特有の図形計算処…
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亜硫酸ガス雰囲気における自転車部品の環境特性
前年度(昭和60年度)は工場排気や自動車排ガスによる腐食の模擬環境試験として亜硫酸ガス(SO2)雰囲気におけるステンレス鋼、めっき、アルミニウム合金の腐食とそのメンテナンスの関係について試験片を用いて検討した。引き続き本年度は各種素材の自転車部品に対し同様の試験を行ったので報告する。 なお、試験は前…
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自転車部品への装飾用合金めっきの応用(2)
装飾用合金めっきは、新しいニーズに対応して各種の製品に用いられているが、使用環境はいずれも比較的温和な場所が多く、耐食性に関する報告は少ない。我々は、前報において促進腐食試験によりスズ系合金めっきの耐食性について検討したが、引き続き実用試験として屋外暴露試験を行ったので結果を報告する。…
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フレーム前三角矯正装置の矯正実験
自転車フレーム製造における狂い取り作業のうち、ハンガ固定による前三角フレーム体中心面矯正装置の実用機開発のため、本年度(昭和61年度)は矯正・制御方式の試作、実権等を進めた。本試験装置はハンガの右側を基準として固定し、フレーム体中心面に体するヘッドパイプの狂いを矯正しようというもので、油圧サーボシス…
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伝動効率測定システムの開発
自転車のチェーン駆動については、その伝動の効率の良いことが特徴とされる。ローラチェーンの伝動効率は95%以上といわれるが、自転車の場合、外装変速車ではチェーンが斜めに張って使用され、摩擦抵抗も増大すると思われる。そこで、最近のチェーン、スプロケットは、変速性をからめて変形された部品も多いので、これら…
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CFRPパイプの特性研究
自転車にCFRPパイプが採用されはじめて数年になるが、フレーム用CFRPパイプについては設計によってパイプの特性が大きく左右されるのに対して、最適設計思想が確立されていないのが現状である。 新素材の自転車への適用研究の一環として、さきに、ボロン繊維=アルミ複合パイプ(試作品)、外国製フレー…
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新興工業国の自転車事情
最近、国際政治の南北問題や貿易摩擦対処の一環として、UNIDO国連工業開発機構、JICA国際協力事業団、JODC海外貿易開発協会、JSV日本シルバーボランティアーズ等、政府ベースの海外技術協力施策が推進されている。相手国政府や企業ベースでの指導協力要請も多い。今回は、中国、台湾、韓国、パキスタン、ブ…
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体力測定システムの開発
(財)自転車センターと当技研とは、自転車による健康づくりを推進し、自転車のより一層の活用発展を図るために、利用者の体力を測定し、それに見合う自転車の走行メニューを出力するシステム装置を共同開発し、実用稼働させた。装置は体力測定のみでなく、トレーニング装置としての機能も持つほか、センター既設システムを…
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CFRP製フレーム体の成形
CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製フレーム体の成形は、関西自転車工業協同組合が「中小企業技術開発促進臨時措置法」に基づき、新素材による自転車部品開発のための開発計画について認定を受け、技研が昭和60年度に引続いて協力し、オールCFRPフレーム体とハンドル用曲げパイプなどを開発し、試作成形を行った…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策(5)
競輪使用の自転車のシートポスト角度調整コマが破損した事例である。構成部品の調査を行った結果、シートポストがA社製であるのに対して、ボルトがA社製でないことが判明した。すなわちボルトが短くて、角度調整コマのネジ部全体でかみ合わせることが不能で、コマ全体で締め付け力を保持できず、局部的に大きな力が生じ、…
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設備紹介「応力頻度解析装置(ヒストグラムレコーダ)、(株)共和電業製、RHS-100A」
今年度、技術研究所本所に新しい設備として、応力頻度解析装置を導入したので、その概要を紹介する。 本装置は、ひずみゲージ、ひずみ式変換器あるいは、電圧変換型センサからアナログデータをディジタル処理し、あらかじめメモリされている演算プログラムによって、ヒストグラムの形に頻度解析する装置である。また、…
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前輪系アライメントについて
自転車の前輪系について、ISO案では次の2点が推奨されている。1.操舵ヘッド角は、地線に対して65度以上で75度を越えないこと。2.舵取り軸は地線から測定したとき、車輪軸の60%以下で15%以上の高さの点で、車輪の中心を通過して引いた地線に垂直な線に交差すること。しかし、その根拠についてはなんら述べ…
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外国製CFフレームの調査
自転車のフレームにCFRP(炭素繊維強化プラスチックス。以下CFと略す)をはじめとする新素材が積極的に取り組まれ、先行する海外での開発の動向が注意されている。今回CFパイプを使用したアラン社、ビチュー社のフレームの調査を行ったので報告する。 また、国産のCF部分も一部調査を行ったのであわせて報告する…
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前後加振によるミニサイクルフレームの振動試験方法の研究
前年度(昭和60年度)には、前後車軸部非同期加振フレーム振動試験機の振幅設定の簡易化、検出部、制御部等の改良を行い、試験方法の合理化を図ってきた。 今年度は、ミニサイクルフレームを対象に、前後振幅、荷重分散、振動数、加速度などの因子を組み合わせて試験を行い、試験条件とフレーム破損部位の関係を求めたの…
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電動車いす性能試験結果報告
電動車いすについて、現行JISでは4.5Km/hを最高速度と規定している。しかし、利用者からはもっと速度を上げて欲しいという要望も強く、日本リハビリテーション医学会を窓口として委員会組織により、最高速度を6Km/hまで引き上げるべく作業が進められている。当所では日本リハビリテーション医学会より依頼を…
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’87サイクルショー印象記
このショーには、いかなる分野にも「仕掛人」らしい存在がなかったのではないか。今年だって仕掛の材料はあったのだ。フレームの新素材がそれで、特にアルミ・フレームだけでも十分仕掛の材料になり得た。最大級の情報発信ができるような仕掛を誰がやってくれないだろうか。失望したのは共同ブースだ。競走相手が同じブース…
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JIS改正のための電動車いす性能試験
現行JISでは電動車いすの最高速度を4.5km/hと規定しているが、利用者からはもっと速度を上げてほしいとの要望も強く、JIS改正作業に際し、6km/hまで引上げるべく検討がなされた。 これに関し、当所では、日本リハビリテーション医学会より依頼を受け11項目にわたり試験を実施し、試験方…
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伝動効率測定システムの開発
自転車は、チェーン駆動が主流を占めているが、駆動部品として要求される性能項目には、耐強度、変速性能の他に伝動効率があげられる。チェーンの伝動効率は、95%以上といわれているが、自転車の場合、ギヤチェンジにより斜めに張って使用され、特に高負荷時に摩擦抵抗も増大すると思われる。また最近、チェーン、スプロ…
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フレーム前三角矯正装置開発の基礎実験
自転車フレーム製造における狂い取り作業のうち、ハンガ固定による前三角フレーム体中心面矯正装置の実用機開発のため、矯正・制御方式の試作、実験等を進めた。本試験装置はハンガの右側を基準として固定し、フレーム体中心面に対するヘッドパイプの狂いを矯正しようというもので、油圧サーボシステムを使用したヘッドパイ…
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新製品紹介「折りたたみ車」
台湾HON社製の折りたたみ自転車が米国DAHON社より販売され、これを入手したので紹介する。この自転車は1985年5月に台北市で開催された台湾サイクルショーに出品されたものと同形のものと思われる。 折りたたみに要する時間が約1分であり、折りたたんだ状態でフレームを構成していた部材が取っ手となり移動…
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昭和62年度技術研究所の事業計画
「研究業務」1.特別研究(1)自転車の安全性・操縦性の研究、1)車輪の強度基準に関する調査研究、2)高齢者の自転車乗用条件に関する調査研究、他2件(2)自転車部品試験装置等の調査及び試作研究、1)前後加振によるフレーム振動試験方法の研究、他2件、(3)新素材の自転車への適用研究、(4)コンピュータ支…
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競技車の寸法調査結果
最近、競輪競走において落車事故が多発しており、その原因究明と対策が望まれている。事故原因には、自転車、選手および走路などがあげられる。このうち自転車の 寸法的変化とともに、自転車の品質向上と軽量化および選手の体力向上によるスピードアップ化などにより競技形態が、過去に比べてかなり変化してきていることも…
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CFRPパイプの特性
カーボン繊維が自転車に積極的に採用されはじめて数年が経過している。しかしフレーム用DFRPパイプについては設計によってパイプの特性が大きく左右されるのに対して、最適設計思想が確立されていないのが現状である。今回新素材の自転車への適用研究の一環として、CFRPパイプを設計、試作し試験を行ったので報告す…
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自転車のソフト技術(その3)
自転車のソフト分野を現在より強化することで、自転車がこんなにも楽に走れて、便利なものだという自転車の再確認をさせることができる。同時にこれまでの「外観が同じで、走っても差がわからないから」とにうユーザ側の考え方から生まれた、安値志向からの脱却が期待できる。この観点から、ユーザとメーカの中間の位置にあ…
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前輪振れに関する研究(その2)
前報に引き続き、前輪振れ対策について解析による検討を進め、ほぼ所期の目的を達したので、その大要を報告する。解析手順は次のとおりである。(1)二輪車の運動方程式をたてる。(2)供試車の諸元を基準値とした数値を入れて固有値の変化状況を検討し、前輪振れに関与すると考えられる2-3Hzの固有値に注目して、こ…
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コンピュータ支援技術の研究
昭和60年度において、技術研究所のラボラトリーオートメーションを推進できるコンピュータシステムに更新を行い、従末から実施していたコンピュータ利用による研究活動をさらに発展させるため、「コンピュータ支援技術の開発研究」を発足させ、更新コンピュータの能力を駆使した自転車設計システムの研究、金型設計システ…
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米国に於ける軽合金フレームの動向
世界の自転車市場に関する情報を収集し提供している「海外自転車ニュース」(財・自振協発行)の最近号には、アメリカに於けるアルミニウム合金製フレームについての報告が割合い多く見受けられ、その関心の高さは注目に値すると思われる。そこでその報告を要約して紹介する。…
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高齢者の自転車乗用現況について
一段と高齢化が進む社会状況の中で、高齢者が安心して自転車を利用できるようにするためには、現状を十分把握するとともに、様々な角度から利用に関する調査研究を進める必要がある。そこで、まず現状分析のため、犬山市楽田地区の老人会の協力を得て、自転車使用状況等に関するアンケート調査を行った。また、年代層の異な…
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ステンレス、めっき製品等の対環境特性(3)
昭和60年度に工場排気や自動車排ガスによる腐食の模擬環境試験として試験片を用い、亜硫酸ガス(SO2)腐食試験を行った。引き続き61年度は各種自転車部品に対し同様の試験を行ったので概要を報告する。
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有限要素法によるフレーム強度計算
近年、有限要素法(FEM)による構造解析は各所で利用されているが、当所においてもFACOMS-3300ミニコンピュータを用いてフレーム構造強度計算を試行し結果の見当を行った。使用したソフトは、有限要素法による構造解析プログラムFEM3および構造解析図化プログラムFEM/POSTである。 …
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バンドブレーキ帯板自動加工システムの開発
当研究所では、かねてからプレス加工において、芯金を使用しないで円形に曲げ加工ができる方法について研究してきた。その成果をもとに、バンドブレーキ帯板のライニングリベット用穴加工、クランクリベット用の円形曲げ加工およびスポット溶接に至る多工程をプレス金型を主体とした全自動加工システムとして開発したので、…
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室内健康機のハードとソフト(その4)
室内健康機は各個人の運動する目的と体力のレベルに適合した運動が確実に実施できるための運動生理学的な根拠による構造、機能を持ち、同時に十分な効果を挙げるためのソフトを備えていることが必須の条件である。ソフトには異なった二つの分野がある点に十分注意することが大切である。具体的にいえば次の二つのソフトであ…
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縁石走行におけるフレームの強度
前年度(昭和59年度)は、24形ミニサイクルの1人乗りおよび2人乗りでの縁石衝突走行実験を行い、報告した。引き続き今年度は、形状の異なる20U形ミニサイクルと、26ジュニアスポーツ車について、フレーム強度に関する縁石衝突走行試験を同様に行った。また、通常使用されるコンクリートブロックと同形状に試作し…
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自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究(第4報)
日本競輪学校では、昭和57年度からの3箇年事業で、生徒の指導訓練用機器の近代化を実施したが、その事業推進に必要なハード、ソフトの開発を当技術研究所が行ってきた。それらの内容、成果などについては、その都度当技術研究所の研究報告で報告してきた。 昭和60年度は、本事業で開発・設置した台上走行試験装置の予…
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フレーム振動試験機の試作(第3報)
昭和58年度に試作した前後車軸非同期加振法によるフレーム振動試験機について、59年度に続いて60年度さらに操作の容易化を重点とした改造を行って試験の合理化を図り、かつ、改造後の試験機の性能確認のため、ダイヤモンド形およびループ形フレームを採り上げ、応力の測定を行ったので報告する。…
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フレームの強度試験方法および条件等の評価基準の調査研究
自転車フレームの強度試験方法については、JIS、CPSC基準、ISO規格、CSA規格などに規定されているが、それぞれ特徴があり、一長一短がある。IS0では、バリヤ衝突および縁石乗り上げなどを想定した方法を採用し、CSA規格ではフレームのウイップテストとして、横方向の剛性を主とした試験方法が採用されて…
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車輪自動狂い取り装置の自動化について
自転車車輪の狂い取りのメカニズムを理解するため、いろいろの条件での振れ取りに必要な、リム外周の各ニップル位置でのニップルのねじ込み量に対する振れの発生を実験により求め、狂い取り予測が行えるよう調査を行った。測定は車輪のニップル位置での振れを検出するため、光電センサでニップル位置を検出し、その箇所での…
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自転車ねじ部のゆるみ(2)
ねじ締結体のゆるみは、振動、衝撃などによりナットがもどり回転する場合と、被締結材の塑性変形によりへたりを生じてゆるむ場合とに大別される。多くのねじ締結部品で構成されている自転車は、ねじのゆるみ現象が安全性に及ぼす影響は大きい。 そこで前年度(昭和59年度)に続き、ねじゆるみ防止対策の現状と、自転車部…
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ボロン繊維=アルミ複合パイプの試作研究
最近新素材ブームが盛り上がり、自転車においても国際的に新素材を積極的に取り入れた開発が進められている。例えば、イテラ社のオールプラスチック自転車、クレイン社のボロン繊維補強フレーム、アンブロッシオ社のディスクホイールなどかある。 今回新素材の自転車への適用研究の初年度として、ボロン繊維の適用を図り、…
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(1987年)正鵠を射る
何はともあれ、激動の年を越し得たことに感謝し、年頭のお祝辞を申し上げます。さて、今、わが業界が内憂外患に遭遇していることは否めません。内憂については業界の叡智とモラルによって必ず払拭できると信じますが、外患、これは業界を震憾し続けるでしょう。しかし業界特に生産企業が生き残るためには、それに背を向けず…
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車輪における落車について
競輪の売上高の増加傾向が好転したとはいえ、また新たな深刻な問題を抱え込むことになった。それが競輪における落車事故の増加であり、この防止対策が緊急の課題として注目されているので、ここではその現況について紹介する。増え続ける落車の主原因の第一は競争の高度化である。競輪競争では、最後の200m区間のいわゆ…
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ISO・CSAによるフレームの強度試験
市販フレームから形状や材質の異なる機種を選定して、CSA(カナダ規格)とISO(国際標準化機構)の2つの試験方法について、供試フレームの発生応力や発生加速度などを調査し、フレームの強度試験方法および条件等の評価基準を作成するための基礎データを求めたのでその概要を報告する。…
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炭素繊維強化パイプの成形
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を利用した自転車用フレームパイプの成形実験は、関西自転車工業協同組合が「中小企業技術開発促進臨時措置法」に基づき、新素材による自転車部品開発のための技術開発計画について認定を受け、それに技研が協力したものである。実験の内容は、CFRPの一般特性を調査し、薄肉アルミ…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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