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自転車部品加工技術の変遷(その10)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前9回の報告に引続いて、今回は車輪(主にその構成部品であるスポークとニップル)に関して述べる。…
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プレス順送金型自動設計システムの開発研究
金型製造作業の合理化、効率化を図る一手段として、金型設計作業の省力化、設計時間の短縮化などのため、金型の自動設計システムの開発を試み、これまで2回にわたり、その開発経過とその成果について報告を行い、さらに設計機能、設計対象を拡大のたシステムへと開発を継続してきた。今回はこのシステム開発の第3階段とし…
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CSC5キロサーキットの安全性に関する研究(第1報)
CSC[(財)日本サイクルスポーツセンター]の5キロサーキット利用者の事故防止と安全性の向上を図る目的で3年間調査研究を行った。その初年度として、未然事故調査を行い、事故の要因を人間-自転車-環境の三つの因子に分け、それぞれの因子に基づいて、5キロサーキットにおける未然事故発生状況を分析検討したもの…
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400mピストにおける走行特性(続報)
自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究の前提として、さきに日本競輪学校の400mピストにおいて、同校生徒によるモード別走行の実験を行い、出力特性、心拍数、呼吸数などの生体特性に関する基礎データを得た。引き続き昭和58年度には、第二次走行実験として、複数の同校生徒によるモード別走行のほか、1000mタ…
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変速性自動試験システムの開発研究(続報)
前年度に予備的実験として、変速機の駆動制御からシフトポイント、ギヤ鳴りポイント、チェーン乗り移り時間などの計算および結果の評価までを自動化する一連のシステムを試作し実験を行い、自動計測の可能性と有効性を確認でき、さきに報告した。これを基に昭和58年度は、変速性専用試験機の製作を行い、フロントチェンジ…
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パイプ端の異形切断成形法の研究(その3)
パイプ端が他方のパイプに突き当る箇所の形状切断は、工数的にプレス加工で行うことが望ましいが、ぴったり密着する形状に切断することは容易ではない。さきに婦人車のメインパイプのヘッド側の加工について、一度で切断する実験を行い報告したが、今回はミニサイクルのメインパイプのヘッド側の切断について、内側からまづ…
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ステンレス製リムの発さびに関する調査
最近ステンレス製部品の使用環境や使用状況など各種条件が原因とは考えられるが、腐食事例が持ち込まれている。それらの対応策の一環として、今回、ステンレス製のリムについて、めっき部品などの耐食試験として使用されている塩水噴霧試験およびキャス試験を行い、さびの発生状況などについて調査した。 なお製品のみでな…
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プラスチック自転車の振動特性
一昨年、スウェーデンのイテラ社と自動車メーカのボルボ社が世界ではじめてオールプラスチック製の自転車を量産化し発売した。タイヤ、チェーン、ブレーキ、シートポスト以外のほとんどの部分がプラスチツク製である。本稿では、このオールプラスチック製自転車の振動特性の評価に、モーダル解析を適用し、ループ型婦人用軽…
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ステンレス製リムの発錆に関する調査
最近、ステンレス製品の腐食に関してクレーム処理としてしばしば原因調査依頼を受ける。そこでトラブル事例の収集と対策の一環として、ステンレス製部品の耐食性の現状を把握するために試験を行ったのでその結果を報告する。調査はリムについて、塩水噴霧試験、キャス試験を行い錆の発生状況などについて検討を行った。なお…
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フレーム材料の疲れ寿命の調査(続報)
自転車用高級フレーム材に関する疲れ寿命の研究結果の概要を報告する。本研究の目的は溶接やろう付時などの加熱によってフレームパイプの疲れ寿命がどのように変化するかを求めることにあるが、いろいろな付加条件下における機械的性質をも同時に調査した。前報では普通鋼鋼管とCr-Mo鋼鋼管の疲れ試験結果および機械的…
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新製品紹介「曲線フレーム自転車の紹介、SPRIC社 Comfortable SL型」
立パイプがなく、ハート型を思わせるような形状をした西独製コースタブレーキ付の男女兼用車を紹介する。 この自転車の特徴は金属部はアルミ色、樹脂部は黒色に統一したフレーム、ハンドルそれに車輪にある。
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サドルの体圧分布に関する調査研究(第2報)
自転車の乗り心地に対するサドルの形状、構造については経験の積み重ねにより改良が加えられてきているが、乗り心地についての評価基準はない。そこで、当研究所ではサドルの乗り心地を人間工学的な見地より追及する目的で、さらにサドルの体圧分布測定システムを開発し報告した。本研究はこの測定システムを用いて各種サド…
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自転車用キャリパブレーキの鳴きに関する研究(その4)
自転車のキャリパブレーキの鳴き現象は、ブレーキゴムブロックの前後振動およびピッチッグ振動によるものであることは、これまでの3回の研究において解明し、報告したとおりである。鳴き振動の原因となっている自励振動の発生を、いかにしてとめるかというのが鳴き対策の基本であるが、この点をさらにつめるため、今回はピ…
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車輪の疲労強度の研究
自転車車輪の強度については、静的強度や短時間の動的強度に関する研究報告は種々あるが、いわゆる疲労強度という観点からのものは少なく、ほとんど解明されていない。そこで、種々の車輪組立条件の中で、比較的容易に変更可能な条件を変化させ、車輪台上走行試験機を用い、組立条件と車輪寿命の関係を調べ、車輪の疲労強度…
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水平走行衝撃による車輪の強度測定
自転車車輪の動的強度に関しては、最近において、実走行におけるスポーク、リムの応力を測定し、落下衝撃による強度を測定した。これらから、車輪の強度といえばスポークに目を向けられがちであるが、リムの強度も大きく影響していることが分った。そこで、さきに試作した車輪衝撃試験機を使って、リムの寸法(4種類)と材…
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変速性自動試験システムの開発研究
自転車の変速装置による変速性について、駆動部品の品質性能調査の一環として、さきに変速性能調査を実施した。そして性能評価手段の一部として、シフトポイント(ギヤチェンジ可能位置)、ギヤ鳴り発生ポイントの測定や、ギヤチェンジ波形、チェーン乗り移り時間の計測とその評価方法を打ち出した。これらの試験・評価方法…
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試験用試作車いすの静的応力測定
手動車いすについて、J1ST9201として規格があり、一方国際規格化の検討として、ISOTC173/SC1で作業が行われ、審議が進められている。JISはISOとの整合をという基本姿勢から検討をせまられ、昭和58年度「日本リハビリテーション医学会」が、通産省工技院からの委託により、検討作業をサポートす…
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昭和59年度技術研究所の事業計画
「研究業務」1.特別研究(1)自転車の安全性・操縦性の研究、1)過負荷走行時における自転車および人体の安全性の研究、2)車輪の組立条件と強度、機能の研究、3)自転車競技者の指導訓練用機器の開発研究、(2)自転車部品試験装置等の調査及び試作研究、1)フレーム振動試験の調査研究、他2件、(3)ステンレス…
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400mピストにおける走行特性(続報)
前年度、自転車競技者の指導訓練用機器開発研究の一環として、日本競輪学校400mピストで、モード別走行実験を行い、同校生徒1名の走行特性に関する結果について、自転車技術情報NO.21で報告した。 58年度は、複数の同校生徒を対象に、モード別走行のほか、1,000mタイムトライアル走行についても実…
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試験用車椅子の静的応力測定
日本リハビリテーション医学会は、通産省工技院電気規格課より委託を受け、車椅子の走行性能のうち、我が国ではこれまで殆んど考慮されなかったホイール・アライメントに着目したアライメント可変の試験用車いすを設計・試作し、静的及び動的の各種試験を実施して、その性能を評価した。 …
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サイクルショップ情報検索システム
技研ニュースNO.67で(財)自転車センターに納入の自転車適正寸法設計システムについて報告したが、今回それに関連して、サイクルショツプ情報検索システムを開発納入し、4月初めより大阪難波のサイクル情報センターでサービス提供中であるので、その概要を報告する。このシステムは、利用者の希望する地域でのスポー…
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降坂走行時のハンドル振れ防止対策
(財)日本サイクルスポーツセンターの下り坂における一般利用者の転倒事故防止対策について検討依頼を受けた。この事故はハンドル振れが増大して転倒に至るものであるので、昭和58年度は実走試験によってその挙動を調べることとした。実験は同センターのメインスタンド前からの下り坂で行った。 …
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台上走行試験装置の開発(1)
日本競輪学校では、生徒の指導訓練のため、各種の設備を有効かつ適切に駆使し、訓練効果の向上に努めているが、最近の各分野におけるコンピュータ利用の目覚ましい発展と相まって、これまで困難視されていた分野の技術的解決が身近に得られるようになってきたので、学校の現有設備の問題点を整理し、学校側の要望を可能な限…
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車輪の疲労強度試験
車輪の組立条件のちがいが車輪寿命に与える影響について台上走行試験機により調査したので、概要を報告する。試験は、供試車輪の基本組立条件のうち、一条件のみを何段階かに変化させた車輪を組立て試験した。試験結果のばらつきを考え、同一条件の供試車輪数は3本としその平均を求めた。一部空気圧の異なる場合を行った時…
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自転車部品のトラブル事例の収集と対策
金属化学課の業務のひとつとしてクレーム処理がある。それは各種部品の破損や腐食事故の原因解析を主とし、その他目的に応じて強度、材質、組織、硬さなどの調査を行うものである。今回、過去5年間に処理したトラブル事例について整理を行ったので、ここに一部紹介する。表におけるクレーム処理の「材料」分野は組織、成分…
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自転車部品加工技術の変遷(その9)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、各部品別に述べてきた前8回に引続いて、今回はフリーホイールについて、その加工法の変遷の概要、進歩の過程について述べる。…
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管理工学-Q・C・Dのマネジメント-(その4)
企業がその経営目的を達成するためには、経営諸資源(人的、物的)を有効に活用し、産出と投入の効果率を図ることが肝要である。管理工学は、ひと、もの、かね、情報の運用の効率化、最適化を命題とする体系的管理技法である。管理工学はこのような観点から、経営体の生産活動について管理機能の面からアプローチするもので…
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総抜型自動設計システムの作成
金型の設計作業の省力化、設計時間の短縮化など合理化を図るため、金型の自動設計システムの開発研究を手掛け、さきに第1段階としてプレス単抜型を対象として簡易自動設計システムを開発し報告した。これに用いたハードウェア構成に周辺機器を付設して、設計機能の拡充、設計操作の改良を行うとともに、金型の設計領域を広…
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自転車電算機センターの調査
自転車業界においても、需要の多様化などに対応するには、コンピュータによる情報解析、高度な技術計算、CAD/CAMシステムによる設計・製造の支援などが不可欠となってきた。技術研究所としては、図形処理を中心としたシステムの導入により、自転車設計システムの拡大、金型設計システムの拡充などCAD/CAMソフ…
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フレーム材料の疲れ寿命の調査(第1報)
自転車用フレーム材料に関する技術的調査は、普通鋼鋼管やアルミニウム合金官が主なものであり、Cr-Mo鋼鋼管やハイテン鋼鋼管に関しては、わずかな報告があるのみで、しかも鋼管のS-N線図が比較用にある程度である。最近の造管技術の格段の進歩により、鋼管の品質、精度は優れたものと考えられるので、基本的な素材…
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超音波によるめっき浴の特性について
ニッケルめつき浴に超音波照射を行った場合、浴特性(電流効率、限界電流密度)、電着物の外観および物性(微小硬度)の変化について得られた実験結果の概要を紹介する。 実験の結果、次のことがわかった。1)電流効率および限界電流密度は、いずれの浴においても静止浴に比較し…
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新製品紹介「新着したモールトンAM7型自転車」
17*1・1/4軽合リム、前輪ラジアル組28本スポーク(線径2mm)、ナイロン強化したウオルバー製70~90psiの高圧タイヤを装着、ホイールベース1,050mm、クランク170mm、52T*10、11、13、16、18、23、28T7段、10Tのトップスプロケットは特別製、サドル地上高さの最大1,…
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ロボット化の奨めと問題点
いまさら述べるまでもないとは考えるが、現実にはかならずしも十分に理解されているといいがたいような実例にいくつかお目にかかっているので、念のために、自動化設備導入のためにはどのようなことに注意しなければならないかを示しておく。技術的可能性[信頼性-ハードウエアとソフトウエア、操作性、保守性]、経済的採…
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JICSTオンライン情報システムの利用について
技術情報文献を専門に収集し、整理を行い、これを提供している公的な情報機関の一つに、日本科学技術情報センター(JICST)があり、その詳細については先に紹介した(技研ニュースNO.49)。JICSTではその後、漢字システムを実用化し、収集・整理された技術情報文献を、電々公社の公衆回線を介してオンライン…
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音響測定方法の現状
音の測定に関しては、その物理的現象を理解するためいろいろな方法が採られてきた。古くは音速を大砲の閃光と音の到達時間の差の測定により求めたという例があるが、このように測定手段として聴覚を使っていた。現在の騒音計にしても原型はバルクハウゼン型聴感式のもので、800Hz付近を中心周波数とするブザーの音をイ…
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新設計自転車の機能評価
技研ニュースNO.70、73、75で「新設計自転車の開発」に関する報告を行ってきたが、引き続いて重心測定および定地試験結果について報告する。
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カンチレバー形およびサイドプル形ブレーキによる制動時前ホークに生ずる実働応力
種々の走行モードのうち、急制動によるフレームの応力変化はかなり大きいことが知られている。 従来、ブレーキの取付け台座を前ホーク足に直付けしたカンチレバー形ブレーキによる制動の場合は、直付け細工をしないサイドプル形ブレーキによる制動の場合に比べて、とくに前ホークに発生する応力が大きく、強度上…
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水平走行衝撃による車輪の強度測定
昨年、試作した車輪衝撃試験機(技研ニュースNO.67)を使って、リムの寸法と材質を変えた車輪の強度を測定した。供試車輪はすべて前車輪であり、26*1・3/8、鉄リムおよびアルミリムの車輪を49本、24*1・3/8、鉄リムの車輪を10本、27*1・1/4、アルミリムの車輪を10本、径の呼び700C、パ…
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簡易フレーム寸法自動計算装置
当所では、乗車姿勢が自由に調整でき、その測点を自動的に計れる測定器を開発し、それに該当する乗員が乗車した適正な姿勢位置から測定寸法を読みとり、その姿勢が再現できるフレーム寸法を計算するコンピュータ部分とを組合せたシステム製品「簡易フレーム寸法自動計算装置」を発表した。この装置の利用は、自転車設計に携…
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デジタル表示式スポーク張力測定器の実用化研究
自転車車輪に組立てられた状態のスポークの張力を直読できる方式で、デジタル表示式の測定器をさきに開発、試作した。しかし幾つかの問題点として、センサ部の重量が大きいこと、引き金の操作力が大きいこと、測定値のばらつきがやや大きいこと、表示部が大型すぎることなどがあった。そこでこれらの点を再検討して、基本的…
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ブレーキ形式による制動時の前ホーク実働応力測定
自転車の走行中にフレーム各部に発生する応力は、各種の走行条件によってさまざまな値となり、その測定は自転車の強度、耐久性を知る有効な手段である。千差万別の行モードのうち、急制動時におけるフレーム各部に発生する応力変化はかなり大きいことが知られている。この制動力の大きさによって応力値は大いに変化する。応…
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BMX車フレームの材料と接合部の調査(第2報)
70年代末からのBMXの需要の増加と共にTIG溶接(タングステン・イナートガス・アーク溶接)が急速に取入れられ、さらにマウンテンバイクや、スポーツ車、ミニサイクルにも使用されるようになった。さきに10台のBMX車について各接合部の外観、フレーム材料の分析、機械的性質および表面処理法について調査報告を…
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新しいチェーンの耐久性調査
さきに新型チェーンの性能調査として、内外ディレイラチェーンの変速性、耐久性の試験をし、報告をしたが、その後引続いて入手したチェーンの実走行試験を実施すると共に、新たに条件設定してベンチテストも実施した。これらの耐久性に関しての調査結果をまとめて報告するものである。調査対象のチェーンは1/2x3/32…
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自転車部品加工技術の変遷(その8)
自転車部品の加工技術のこれまでの変遷、進歩の過程を調査、整理して、いわゆる「温故知新」すなわち今日的技術で再検討して、より良き発展に資せんとするもので、前7回の報告に引続き、今回はペダルについて、その構成部品の加工を含めて、その進歩の過程について述べている。…
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管理工学-Q・C・Dのマネジメント-(その3)
企業がその経営目的を達成するためには、経営諸資源(人的、物的)を有効に活用し、産出と投入の効率かを図ることが肝要である。管理工学は、ひと、もの、かね、情報の運用の効率化、最適化を命題とする体系的管理技法である。管理工学はこのような観点から、経営体の生産活動について管理機能の面からアプローチするもので…
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簡易フレーム寸法自動計算装置の実用化研究
自転車フレームにつき、車種により決められる乗車姿勢を、ハンドル、サドル、ハンガの位置関係が自由に調節でき、その相対位置が求められる「身体寸法測定器」をさきに関発し、さらにその乗車位置から想定されるフレーム寸法を即座に求めるために、パーソナルコンピュータを追加させた「フレーム寸法自動計算装置」を試作し…
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海外における静電粉体塗装の動向
粉体状の塗料を用いて塗装を行うものを粉体塗装法と呼ぶが、各種の方法がある。1)高温炎(酸素アセチレン炎、プラズマジェット等)の中に塗料を送り込み、溶融状態の粒として吹きつける溶射法、2)塗料と空気との混合によって流動状態を作り、この中に加熱した素材を浸漬して塗装する流動浸漬法、塗料を液体の中に懸濁さ…
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400mピストにおける走行特性
57年度は自転車競技者の指導訓練機器開発研究の一環として、ピストおよびローラ台における競技訓練中の送行特性について実車による走行実験を行い、種々の基礎データを得たので、その概要を報告する。 実験は、日本競輪学校の南400mピストおよび訓練用ローラ台において同校の第51期生徒1名により行った…
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パソコン応用による変速性能試験システム
自転車部品試験機の制御・計測の自動化研究の一環として、駆動部品の変速性能試験をとりあげ、自動化、省力化を目的として、変速性能自動試験システムを試作した。 変速性については、未だ試験、評価方法とも特別な規定もないが、第一段階として、昭和54年度に実施したシ…
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ミニサイクル用パイプのプレス切断法
パイプのせん断加工は、パイプ内に芯金を入れないで直角方向にせん断すると、潰れる可能性が多い。ここに実験したせん断方法は、プレスの1ストローク中に、まず切込みを入れた後、その切込み部からパンチでせん断する方式で金型を試作し実験したものである。加工の対象はミニサイクル用のメインパイプ(42.7mm)で、…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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