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液通研削法について
液通研削法というのは、工作液を砥石自体の内面に注入し、高速度に回転している砥石の遠心力で、液が砥石内の気孔を通過して砥石外面へ噴出するようにして行う研削法である。またドイツでは、この方法にヒントをえて、砥石内面にごく少量の油を注入し、これを砥石外面へ噴出させるとともに、砥石の外からは、従来どおり乳化…
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工作機械の自動制御方式
工作機械のオートメーションとしては二つの行き方がある。一つは倣い装置付の工作機械であり、他の一つは数値制御による工作機械である。本文はソ連の文献における各種制御方式の常識的な解説の訳述である。 内容項目は次のようである。1.ナライ制御、1・油圧制御方式の基本構造、2・軽硬化されたナライユニット…
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軽合金部品の試作経過とその実用化
アルミニウムやマグネシウムを主体とする軽金属は、現代の金属であるとともに、すでに過去に属する金属で、けっして新奇なものではない。従ってこれらの特性を充分に生かした使い方を考えていくことが大切である。本文では、数年前からこれらの軽合金を手がけてきた経緯と、実際に試作したもの、およびこの中で現在広く使用…
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ロータリースウェージによる前ホーク製造法の研究(続)
筆者等はさきに、自転車前ホークをロータリースウェージする際問題となる多くの事項を、本誌第17号に発表したが、それらは1.2mm以上の比較的肉厚のものについての研究で、加工の圧減率に対してはなんら支障を生じなかった。しかし最近は、比較的肉薄(1.0mm以下)の溶接管をスウェージすることが多くなり、この…
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下地なしフレームの生産試験
塗膜の耐久性、塗装の外観、塗装費の軽減、生産能率の向上などをはかるためには、下地付けを廃止することが最も望まれているが、素地が平滑良好であれば、これがまったく不必要となってくる。そこで昭和29年度の委託事業には、フレーム管用センターレスバフ研磨機の試作研究が取上げられ、宮田製作所がこれを担当して試験…
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二段式リングバーナーの応用と実用成績
昭和29年度委託事業自転車製造機械自動化試作研究項目の一つとして、自転車フレームロウ付用二段式リングバーナーが試作されて以来、その実験経過はすでに報告されており、その後もこの装置で各種の実験が行われ、その成果は大いにあがっている。ここでは、モーターバイク用フレーム、婦人車用フレームに応用した結果、な…
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フレーム同時ロウ付装置の研究
筆者は、フレームロウ付用二段式リングバーナーの試作実験結果を本誌第4号に報告した。このバーナーは、アセチレンガスを主燃料とするリング式バーナーであるので各ラッグごとの火焔の調整が煩雑であり、とくにヘッド部の上ラッグの下端部と下ラッグの上端部の温度上昇が速く、この部分を差しロウすると、嵌合部へ入るロウ…
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多孔式バーナーによる前ホークのロウ付
フレームのロー付法としてリングバーナーの応用が一般化されたが、前ホークは、ロウ付箇所の肉厚が不同のため、現在でもほとんど重油炉によるロウ付が行われ、一部では局部加熱方式の研究がされているが、まだ成功の域に達していない。複式リングバーナの応用を考え、実験を進めたが、結局、前ホークのようなロウ付箇所の多…
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膀胱銅メッキ法の利用について
従来、局部滲炭法については、研究も実際の応用もかなり行われており、自転車業界においても、相当な実績をあげているところもある。滲炭防止法としては多くの方法があり、それぞれ特徴を持っている。固形滲炭に対しては、銅メッキによる方法が、かなりの設備費、操業費と熟練を要することが許される場合には、最もひろく用…
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ラッグにポリエステルを応用した自転車
自転車生産技術開放研究室において、東海特殊硝子(株)の協力によって、ガラス繊維を補強材としたポリエステル樹脂製の自転車について、種々検討した結果、ガラス繊維が高価につくことや、フレームの生産工程の節減という見地から、自転車の全部についての研究は、これを一応後廻しとして、従来のものとは逆に、ヘッド、ハ…
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切削刃物の設計・製作・管理(その5)
これまでの4回において述べてきた大項目は、1.切削作用、2.切削抵抗、3.切削刃物の耐久力、4.切削刃物の評価値、5.切削刃物の設計、6.切削刃物の製作(1・概説、2・高速度鋼刃物の熱処理、(1)焼入冷却液、の途中まで)あった。今回(その五)は引続いて、6.切削刃物の製作の項目中、2・高速度鋼刃物の…
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超仕上加工法
超仕上法を一言にして述べると、研削砥石にくらべて非常に細かい粒度で、かつ硬度の低い砥石を、軽い圧力で工作物に押しつけ、短い振幅の急速な往復運動を与え、同時に工作液を多量に工作物と砥石の間に注入して仕上げる方法である。原則としては、精密旋削または研磨加工を施した面に対して適用される。本文はこの超仕上加…
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コンターマシンによる型の製作法
プレス抜型などの加工にきわめて能率的な機械として、最近盛んに用いられるようになった「コンターソーイングマシン」(バンドソー式輪郭切抜機)によるプレス抜型および鍛造抜型など、底のない型の加工方法について少しく実験したことを含めて述べる。記述項目としては、1.コンターマシン(機械の特徴、機械の構造)2.…
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手仕上作業の改善について
工作機械の進歩によって、精密作業もらくに機械化させることができるようになってきたが、それには高価な工作機械を必要とし、しかも特殊の仕上部分には、まだまだ手仕上に依存せねばならない場合が多い。この際一般に、手仕上関係の研究改良について関心を起したいと思って、日頃自分が実行している手仕上法の改善いつき、…
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鉄鋼の簡易鑑別法(その3)
鉄鋼の簡易鑑別法について、これまで2回にわたり、グラインダーによる火花試験法について述べてきた。これに引続いて、本第3回では、その他の方法による鑑別法について述べる。すなわち、その項目として、2.ペレットによる試験法(1・微小研削粉と火花流線、2・ペレットの性状)、3.粉末による火花試験法(1・電気…
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内装式変速機の速比と構造
内装式変速ハブの製造会社であるスターメー社(イギリス)は変速ハブの製造会社として歴史も古く、製品の種類も多く(現在12種)、製造数も世界一である。そこで、同社の製品を借りて、設計者としての立場からみたその速比の数値と構造との関係などについて述べる。記述の項目は次のようである。ワイドとクローズ、対数と…
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明るい職場を作るには
人間の行為は感情や思惟の産物であって、その裏にかくれている活動力を看過してしまうとろに、抵抗を形成する誤謬が存在する。従業員欲求の所在を次のように指摘している人もいる。有用な仕事をしたい、信頼に価する指導者を持ちたい、認められたい、職分を果たしたい、生計、昇進、安定、様子に通じたい、環境、以上をあげ…
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アメリカ中小企業の経営管理について
どのような経営者でも、経営能力には限界がある。その足りないところを援助するため、それぞれの専門家の意見を聞いて、それによって得た経営資料を重要視している。アメリカの経営者が、経営対策を遂行するために実行している重要因子に「人間関係」がある。企業の目的が利益の追求にあることについては異論がない。しかし…
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電力使用の合理化
電力使用合理化には種々の対策がとられるが、それらの目標とするところは、結局原単位電力量の逓減、負荷率の向上、力率の向上である。生産工場における諸設備の注意点などについて各項目ごとに述べている。受電室と配線(受電室、変圧器、受電盤・配電盤用メーター、配線と開閉器)電動機、動力伝動装置(シャフト、軸受、…
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旧式工作機の活用
長年使用し耐用年数も経過した程度の工作機械を利用して、ある特殊機械に改造し、優秀なしかも特殊性能を発揮することができれば、産業界に貢献すること大である。そこで旧旋盤を利用して、数種の機械を研究設計してみた。それらは、ナット自動盤、自転車用バルブ孔明けおよび座ぐり盤、ナット素材自動盤、自動研磨盤の四種…
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ダイシンカーとその利用
わが国では、金型をほとんど手仕上で作っており、ごく大ざっぱな粗加工を堅フライス盤等で行ない、後は作業者の熟練に頼っている現状である。金型の製作を機械化自動化することが世界各国で研究され、型彫機械が発達してきた。型彫機械には、非常に繊細な彫刻を拡大したモデルにより行う彫刻機と、モデルと同一の大きさのも…
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切削刃物の設計・製作・管理(その4)
これまでの3回において述べてきた大項目は、1.切削作用、2.切削抵抗、3.切削刃物の耐久力、4.切削刃物の評価値、である。今回は引続いて、5.切削刃物の設計(1.切削刃物設計の原則、2.前逃角、横逃角および切削稜に直角な前逃角の関係、3.切削刃物の輪郭、4.間隙、5.前逃角、6.柄の大きさ、7.切削…
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サッカリンによる光沢ニッケル・メッキ
光沢ニッケルメッキに有機添加剤としてサッカリンを使うことが有効であり、結論的に次のような長所と短所がある。長所として、液の管理が楽である。PH、ボーメ、温度、薬品補給量などに注意すればよい。光沢範囲が広い。不純物に対して比較的鈍感である。現在の浴を簡単に切換えて使用できる。添加量が少量ですむ。液中分…
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バイクエンジンの実用性
われわれはバイクエンジンの実用性について考え、その向上に努力したい。小型軽量にして取扱が容易なこと、コストおよび維持費が低廉であること、そして耐久力および馬力の増大もはからなければならない。エンジン各部についてそれぞれ検討を加えている。その項目は、1掃気方法、2.吸気方法、3.クランク室容積の縮小、…
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小型エンジンの馬力測定
エンジン性能向上の根本は出力の増大をはかることであり、出力を測定するには動力計がなくてはならない重要な計器である。エンジンの発生した動力を測定するには回転モーメントと回転数を知ればよい。回転数は回転計で簡単に測定できるし、回転モーメントは動力計によって知ることができる。そこで動力計が種々用いられてい…
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振動の話
振動の問題といっても、振動を利用するために一定の振動を起させる、いわゆる励振の問題と、逆に何らかの原因によって発生している、あるいは発生すると予想される振動に対し、その発生原因をつきとめて、振動が起らないようにしたり、あるいは振動の影響の及ぶ範囲を局部的に限定して、他に及ぼす障害を最小限にとどめる、…
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自転車部品の展望(その3)
第一回(その1)において、自転車部品の展望として、1.自転車部品の系統、2.自転車部品の性格、3.自転車部品の改良、以上の項目に従って述べた。第二回(その二)においては、4.車輪として、その小項目は、1・総括、2・発達の歴史、3・現況、として記述してきた。本第3回(その三)は、車輪の続きとして、4・…
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自転車工場を主体とした収塵装置
製造工場における収塵はただ従業員の衛生面を向上させ、作業能率を増進させるだけでなく、製品の品質向上にきわめて重要である。とくに自転車工場では、メッキ工場におけるバフ加工の際の塵埃、塗装工場における塵埃等、製造工程中の重要な工程において起るものであるから、収塵について十分考慮しなければならない。工業的…
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品質管理と標準化を実施するには
生産合理化のために、品質管理を、また標準化をという掛声がちかごろようやく、中小企業工場で真剣に考えられてきている。そこで品質管理と標準化に関して、導入の進め方、経営管理での関連性、実施上の留意事項等について基本的な考え方を述べている。細かい技法上の問題についてはふれていない。いままでのわが国の品質管…
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アメリカの機械工場を見てきて
筆者は日本生産性本部から派遣された訪米経営管理向上チームの一員として、アメリカにおける中小企業の工場および関係方面の視察調査を行ってきた。ここに述べる中小企業は、必ずしもアメリカにおける代表的な中小企業の姿ではないかも知れない。また述べるところがチーム団の代表的な意見でもないことをことわり、見てきた…
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ネジの限界ゲージ(その2)
前回(その一)において、1.ネジ用限界ゲージ、2.ネジ用限界ゲージの製作公差と摩耗代、以上の大項目に関して述べたが、今回は、3.JIS以外のネジ用限界ゲージ(1.調整式ネジハサミゲージとその特徴、2.調整式ネジハサミゲージの種類)4.ネジプラッグゲージの測定(1.有効径の測定、2.角度およびピッチの…
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自転車、リヤカーおよび同部品、附属品、検査原則について
自転車、リヤカーおよび同部品、附属品の検査原則が今回改正されたのを機械に、別添にて原文のまま記載された「検査原則、自転車、リヤカーおよび同部品、附属品適用”等級標準および条件”JISB(番号略)」とは何か、まだ御承知のない向もあろあかとも考えられるので説明を加えるものである。 …
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鋼線の話
自転車にはスポークをはじめ、ブレーキ、サドル等に鋼線がかなり使われている。本文はその鋼線の歴史から、全般にわたっての解説である。内容項目は次のようである。1・鋼線のむかし、2・鋼線の種類(鋼の種類、鋼の性質、炭素鋼線の種類、合金鋼線のいろいろ、オイル線またはオイルテンパード線)3・線材の製造、4・鋼…
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金属を熱するとどうなるか(5)
前4回においては、主として常温加工された金属が、焼鈍によってどのように変るかを述べてきた。今回は加熱されて赤熱の状態にある金属の性質と、それを加工するときにはどのような注意が必要であるかを、鍛造を例にとりながらお話する。われわれが用いる金属材料はほとんど一度は高温加工を受けており、自転車の部品もこの…
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鉄鋼の簡易鑑別法(その2)
鉄鋼の簡易鑑別法としては種々の方法がある。グラインダーによる火花試験法、粉末による火花試験法、ペレット試験法、接触熱起電力を利用する方法、以上の四方法が現在工場現場で実施されているものである。このうち簡単でよく利用されているグラインダーによる火花試験法について、前回、1.火花試験用器具、2.火花試験…
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切削刃物の設計・製作・管理(その3)
第一回(その一)においては、切削の基礎理論として、切削作用(切削刃物各部の名称、構成刃先)について述べた。第二回(その二)においては切削抵抗について(実際切削角、刃先の高さ、切削抵抗の最小なる実際切削角、円刃と直刃)述べた。今回(その三)は、切削刃物の耐久力(切削永続時間の判定法、各種実験結果、クロ…
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ロータリースエージング機とその応用
これは西独ハノーバー大学の研究会におけるGoszdziewski氏の講演を記載したWerkstattstechnik、August、1955、を訳したものである。すなわち、その作動方法の種別に従って、ロータリースエージング機の構造と送込み装置の各種のみのについて述べ、いろいろの実例を示したものである…
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バフ研磨作業
今日まで、バフ研磨についての研究は非常に浅く、とくにバフ研磨の能率向上についての研究はほとんどなされていない。これはバフ研磨作業に非常に多くの諸因子が存在し、これを理論的に決定するのが困難であるからである。バフ工程は、素地研磨工程と艶出研磨工程の二つに分類される。ここでは素地研磨工程について、各金属…
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バイクエンジンのラッピング運転
バイクエンジンの製造工程の中で、ラッピング運転、あるいはモータリングと呼ばれている工程があり、同様にトランスミッションの製造工程にもラッピングが行われている。そこで、まず、精密機械、工作機械、治工具等に古くから用いられているラッピング仕上について一般的な考察を行い、つぎに特殊な場合として、エンジンの…
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自転車の力学(5)
これまでに4回にわたり自転車の力学として解説してきた。各回の大項目は、1.力の概念、2.モーメントと内力、3.強さと内力の測り方、4.応力とその集中である。今第5回目は大項目を慣性モーメントとして述べている。棒の曲げに対する説明に入り、断面二次モーメントの求め方についてまでを述べている。…
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抵抗溶接と自転車への利用
溶接を融接と圧接とにわけると、抵抗溶接はほとんど圧接に属する。抵抗溶接にも、突合溶接と重ね溶接とがある。突合溶接にはアプセット突合溶接および火花突合溶接がある。自転車にはこれが多く応用されている。突合溶接は、要するに、棒、管、板等の端面を溶接するのに用いられる。重ね溶接には、点溶接、突起溶接、縫合溶…
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塩浴ロウ付
最近ロウ付に関する記事は、本誌にもしばしば取上げられてはいるが、まだ塩浴ロウ付に関したものは少ないようである。塩浴ロウ付というのは、あらかじめロウ材を接合部にハメ込んでおいて、その部分を一定温度に保持した塩浴槽(Salt Bath)に挿入することによって加熱し、ロウ付する作業である。ここに訳出したも…
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電解液中の加熱法
水溶液中での加熱、しかも焼入温度に達する、それは通ずる電気の特異性だけが“可能らしい”と考える根拠を与えるだけであったが、その答が次のように得られた。極棒と品物とが接触している間はアークは飛ばないが、それらが少し離れるとアークが飛び加熱が起る。電弧溶接のように電解液中に金属を浸して高い電圧をかければ…
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鉄鋼の簡易鑑別法(その1)
鉄鋼の簡易鑑別法としては種々の方法がある。グラインダーによる火花試験法、粉末による火花試験法、ペレット試験法、接触熱起電力を利用する方法、摩擦電気により材質を判別する方法、サイクログラフ法による材質判別法、超高周波式材質判別法、スポット試験法、電磁誘導装置による方法等、いろいろ報文として発表されてい…
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金属を熱するとどうなるか(4)
前3回に引続いて、今回述べる項目は、8.回復温度以上での加熱、9.再結晶温度以上での加熱、10.再結晶速度、11.再結晶温度、12.再結晶図形、13.結晶粒の成長、14.結晶粒の異常成長、以上である。冷間加工で硬くなった金属は再結晶によって完全に軟化してふたたび加工を受けられる状態になる。加熱温度を…
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自転車の力学(4)
前3回にわたって、大項目として、1.力の概念、2.モーメントと内力、3.強さと内力の測り方、以上の項目に従って自転車の力学として述べてきた。 今回はこれに引続いて、大項目として、4.応力とその集中、として述べる。その内容項目は(1)力の釣合、(2)リンクのなかの応力、(3)応力の集中、(4)…
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自転車部品の展望(その2)
現在われわれが眼にしている自転車の車輪は、細部はとにかくとして、その主体は、前世紀末すでに今日とほとんど同じ形式に到達していたものである。自転車の走行性能に対して、車輪の果す役割は、他の構成部品のそれとは比較にならぬほど大きなものであるのに反し、その進歩がこのように遅遅として進まないのは、車輪に対す…
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ビス頭の半自動式溝切り
ビスとか小ネジなどを自工場で作ることはあるまいが、ソ連の雑誌「テフニカ・モロジョージ」(青年技術)に、ちょっと面白いビス頭の溝切り装置がでていたので、その加工法の他への応用、例えば六角の二面削りなどになんらかの示唆を受けるところがあるのではないかと思って、ここに紹介する。ゆっくり回っている円板(毎分…
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JIS表示制度と自転車産業について
自転車部品に、JISマーク表示制度を適用したのは、昭和28年12月であり、まず第一の対象となったものは、スポーク、チェン、リムの三部品であった。それに引続いて、ギヤクランク、ペダル、フリーホイル、小ギヤが、昭和30年2月に指定され、その後他の部品にも順次適用され、今年の終りまでには主な部品が指定され…
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JIS専門委員会に出席して
筆者がはじめて自転車JIS専門委員会に出席して、感じたこと、これまでに筆者が経験的に考えていたJISに関する種々の問題点に対する要望、意見などを述べているものである。項目的には、1.ただいま私が思っているJISの一部、2.会議で私の耳に入ったことの一部、3.私の頭にちょっとひらめいたことの一部などで…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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