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硬度測定法の検討
自転車部品中滲炭焼入を施したものは数多く、これ等の良否の判定は、主として硬度測定によって行われているのであるが、これに関する従来の規定は極めてあいまいであり、又時には明らかに誤りと認められる点を屡々見かける。筆者は特にこれに関しての実験を行ない、機械学会東海支部講演会に於て発表したことがあるが、今こ…
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シャフトの曲げ試験に関して
自転車のハンガシャフト及びペダルシャフト等滲炭焼入を施した部品のじん性「ねばさ」を評価する方法としてJISは、2点で支持して、中央部に荷重を加えて5度曲げたとき、中央部が切損してはならないという規定を設けている。こういった滲炭焼入した部品が、どの程度のじん性を持たねばならないかは、関単には決められず…
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玉軸受の抵抗について
現在用いられているハブは、長年月の間に改良を加えて発達してきたもので、現在でも経験により設計制作されているものが殆んどである。筆者は、ハブの理論的、実験的解明を行ない、ハブの玉当り部分の設計について得るところがあったのでこれを報告した。先に海老原、中野両氏により理論的に解明されたものは、ハブを一種の…
研究内容
当技術研究所が、長年にわたって蓄積した技術的資料を公開・提供しています。
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