【A201900618】自転車
- 管理番号
- A201900618
- 事故発生日
- 平成23年7月2日
- 報告受理日
- 令和元年10月16日
- 製品名
- 自転車
- 機種・型式
- JN63TP
- 事業者名
- ブリヂストンサイクル株式会社
- 被害状況
- 重傷1名
- 事故内容
当該製品で走行中、ハンドルがロックし、転倒、左足を負傷した。
調査の結果、○当該製品は、ハンドルロックとサークルロックが装備され、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であった。○使用者によると、当該製品で走行中にハンドルがロックして転倒したとの申出内容であった。○ハンドルロックのケースに割れはなく、内部の部品に異常は認められなかった。○ハンドルロック及びサークルロックについて、ハンドル角度が左、正面及び右の3か所で各50回ずつ動作確認を行ったところ、いずれも異常は認められなかった。○ハンドルロックのインジケーターは、施錠時は「赤」、開錠時は「青」で異常は認められなかった。○サークルロックのかんぬきの作動は正常であったが、内部の状態及びスライダーの摺動状況は不明であった。○連動ワイヤーの状態は不明であった。○前輪のスポーク4本に車輪回転方向とは逆方向の微細な変形が認められた。○前タイヤの左右側面に擦られた痕が認められたことから、走行時に縁石等と接触した可能性があると考えられた。●当該製品は、サークルロックを施錠、開錠するとハンドルロックが連動して施錠、開錠される構造であるが、サークルロックを開錠した際にかんぬきが後輪の回転に支障ない位置へ戻っても、サークルロック内部のスライダーや連動ワイヤーに異常が生じているとハンドルロック内部のロックレバーが正常な位置に戻らなくなることがあり、走行時のハンドル操作等でロックレバーが上玉押しと干渉してハンドルが突然ロックする可能性があるが、当該製品及び事故発生時の詳細な状況が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
- 都道府県
- 不明
- 公表日
- 令和1年10月18日
- 備考
- 製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった事故